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最適な購入型クラウドファンディングを
知りたい。
購入型クラウドファンディングは
様々なプラットホームで提供されており、
どこでプロジェクトを立ち上げるべきか
わかりづらいですよね。
実際クラファンサイト選びで
成功と失敗が決まる事例も
少なくありません。
そこで今回は
購入型クラウドファンディングのサイトを
徹底比較していきます。
これから購入型クラウドファンディングに
挑戦したいとお考えの方は、
要チェックです。
目次
比較を解説する前に、
購入型クラウドファンディングとは何かについて詳しくまとめておきます。
クラウドファンディングは
資金調達方法の一つです。
一般的な金融機関や
ベンチャーキャピタル
からの出資とは異なり、
不特定多数の一般人から
少額ずつ支援を募るため、
株式譲渡などもなく、
事業者にとって
自由な資金運用・事業運営が可能です。
そんなクラウドファンディングには
種類があり、
中でも代表的なものが
『購入型クラウドファンディング』です。
購入型クラウドファンディングは
商品をリターンとし、支援金を集めます。
そのため予約購入と
同じ形式になっています。
そんな購入型クラウドファンディングには
「方式」
という重要なポイントがあります。
・All-or-Nothing方式
・All-in方式
の2つの方式があり、それぞれ
「失敗の定義」
「支援金の扱い」
「手数料の扱い」などが異なります。
目標金額に1円でも達しなければ
「失敗」となり支援金は全額返金、
プロジェクトは終了となります。
支援金は受け取れませんが、
手数料やリターン製作のコストなどは
かかりません。
クラウドファンディングの結果によって
プロジェクトを実行するかどうか
決めるのであれば、
All-or-Nothing方式を採用しましょう。
1円でも支援があれば、
目標金額に到達しなくても
支援金が支払われ、
手数料を支払いプロジェクトは
実行されます。
支援金が受け取れる分、
手数料の支払いとリターン提供が
必須になるので
注意が必要です。
クラウドファンディングの成功に
かかわらず、
プロジェクトを実行するのであれば
All-in方式を利用しましょう。
上記を表にまとめておきます。
購入型クラウドファンディングとは | 商品をリターンとし支援金を集める クラウドファンディング。 予約購入・受注生産と同じ仕組み。 |
---|---|
購入型クラファンの方式とは? | ■All-or-Nothing方式
目標金額に1円でも達しなければ ・支援金は受け取れない ■All-in方式 目標金額に到達しなくても ・支援金を受け取れる |
今回は以下の7つの
購入型クラウドファンディングサイト
を比較していきます。
・キャンプファイヤー
・Makuake
・Readyfor
・Kibidango
・Motion Gallery
・GREEN FUNDING
・BOOSTER
購入型クラファンサイトには
ひとつひとつに特色があるため、
一概にどこがいいとは言えません。
そのため以下4つのポイントを参考に、
一箇所ではなくトータルで比較していきましょう。
・手数料
・ユーザー数
・成功率
・得意ジャンル
手数料 | ユーザー数 | 成功率 | 得意ジャンル | |
---|---|---|---|---|
CAMPFIRE | 10%〜 | 590万人 | 30%〜50% | オールジャンル 全般 |
Makuake | 20% | 173万人 | 20%〜30% | ガジェット系 全般 |
Readyfor | 7%〜12% | 90万人 | 75% | 社会貢献 SDGs系 |
kibidango | 10% | 公式発表なし | 80% | 購入型全般 |
Motion Gallery | 10%〜20% | 20万人 | 62.9% | クリエイティブ系 |
Green Funding | 20% | 34万人 | 80% | ガジェット 雑貨 |
BOOSTER | 17%〜 | 590万人 | 54.1% | 小規模店 クリエイティブ |
キャンプファイヤーの特徴は
案件掲載数が多く、様々な案件に対して
出資者からの支援が受けやすい点です。
ジャンルは多岐にわたり、
支援したユーザー数は
590万人にも上ります。
また手数料は、案件にもよりますが
5%程度からとなっており
比較的プロジェクトを
起案しやすい
プラットホームと言えるでしょう。
最低投資額も1万円からとなっており、
出資者が手の出しやすい価格帯での起案も可能です。
プロジェクトの成功率は
およそ30%から50%程度で
約半数のプロジェクトが
成功に導かれています。
Makuakeの特徴は
キャンプファイヤーと似ており、
多数のジャンルから
出品がなされていますが
物品購入系のクラウドファンディング
が多い印象です。
ジャンルも多岐にわたっており
レストランの食事であったり、
毛布や電化製品などの
一般利用できる物品が多いです。
累計の企画数は
1.3万企画ほどあり、
最新のユーザー数は
173万人となっています。
1年間でのユーザー増加数が
65万人増えていることもあり、
成長目覚ましい
購入型クラウドファンディングといえるでしょう。
手数料は
起案者側が20%支払うのみで
出資者負担が無い点も
ユーザー数加速に拍車をかけています。
成功率は20%から30%と
言われています。
Readyforの特徴は
物品購入型のキャンプファイヤーや
Makuakeとは異なり、
基本的に医療や美術、社会問題
に対する
購入型クラウドファンディング
を展開している点にあります。
対価性のない
寄付型のクラウドファンディング
を展開しているのも特徴です。
累計の支援者数は
90万人程度で、
成功率は75%以上です。
手数料は
2つのタイプがあり、
運営者側のサポートを依頼すると
12%、それ以外が7%となっています。
社会問題性が強い
プロジェクトを起案したい場合には、
Readyforで
購入型クラウドファンディングを展開すると良いでしょう。
Kibidangoの特徴は
物品購入の購入型クラウドファンディング
を展開しており、
最低支援金額が
5万円からと高額な点です。
掲載数は850件以上で、
その他のクラウドファンディング
と比べると一見見劣りしますが
注目すべきは成功率。
Kibidangoの成功率は
80%程度となっており、
他のクラウドファンディングよりも
成功率が段違いに高いのが特徴です。
手数料は10%と低額のため、
画期的な製品を
世の中に出したい場合には
利用を検討すると良いでしょう。
ちなみにKibidangoと
GREENFUNDINGは
一部業務提携をしており
両方のプラットホームで
プロジェクトの提案が可能です。
MotionGalleryは舞台や俳優、アニメなどの無形物に
対するクラウドファンディングを提供しており、
目に見える形でのリターンよりは
どちらかというと体験型に特化したプラットホームを提供しています。
ユーザー数は20万人程度で、
手数料はAll or nothing型の場合10%、
All in型の場合は20%です。
また成功率も62.9%と高水準を保っています。
入金までのスピードも比較的早く31日以内には
着金が可能なので素早い事業展開を行うことも可能です。
ただしその他のプラットホームと比べるとユーザー数が少ないため、
需要を満たせるかどうかが起案者には求められるでしょう。
GREEN FUNDINGは事前審査が非常に厳しく、
書面審査とキュレーターとの面談、
法務部のチェックを経て最終的に掲載がなされます。
この特徴のおかげで
成功率は業界トップの80%以上を誇っており、
起案者としては
安心して出品ができるプラットホームです。
ジャンルとしては
出版やガジェット系が多く、
法人からの出品が
多いため
出資者からの安心感も高まるでしょう。
ただし、All or Nothing形式の
購入型クラウドファンディングしか用意されていないので、
運転資金を
何としてでも手に入れたい起案者の方にとっては
デメリットかもしれません。
ユーザー数は
約34万人で
手数料は20%となっています。
キャンプファイヤーとパルコが
タイアップして
展開するクラウドファンディングが
BOOSTERです。
実店舗の協力を得られることによって、
BOOSTER出品を行った商品の展示を
渋谷で行える新サービスを提供しており
その他のサービスとは一線を画したリアリティを追求しています。
手数料体系は最低17%からで、
All or Nothing型の
購入型クラウドファンディングを
展開している点には注意しましょう。
ユーザー数は
キャンプファイヤーと同じで、
成功率は54.1%です。
購入型クラウドファンディングで
手数料率が安いプラットホームを
比較すると
以下のとおりです。
1位のReadyforが
最低手数料7%と
低水準になっていますが、
プラットホームが医療や社会問題など
への特化型になっている点には
注意が必要です。
一方キャンプファイヤーは、
たくさんのプロジェクトが
掲載できるので
多ジャンルに対応した
プラットホームの中では
手数料率が一番低いといえます。
3位と4位は同率のため併記しています。
購入型クラウドファンディングの中でユーザー数が多いプラットホームを比較すると以下のとおりです。
この3つのプラットホームは、その他のプラットホームと比べると
圧倒的で100万人以上が支援者として見込めます。
基本的に支援を募る場合には、人数の多さが起案者の力となるので、
まずはプラットホームの大きさから選択してみると良いでしょう。
購入型クラウドファンディングで成功率が高いプラットホームの3位までを比較して並べると以下のとおりです。
1位と2位は提携しているGREEN FUNDINGとKibidangoです。
成功率の高さにはユーザー数も関わってくる可能性もあります。
なぜなら、運営側がプロジェクトを吟味すればするほど成功率は上がるからです。
成功率が高い=プロジェクトの案件数が少ない傾向にあるため、
ユーザー数も比例して減少する恐れがある点には注意しておきましょう。
ここまでを踏まえて、購入型クラウドファンディングは結局どこがいいのでしょうか?
結論、プロジェクトごとに最適なサイトは異なります。
手数料を抑えたいのであれば、手数料が安いReadyforやキャンプファイヤーを選ぶ。
できるだけ多くの人に知ってもらいたいのであれば、
ユーザー数が多いキャンプファイヤーやBOOSTER、Makuakeなどを選ぶ。
成功したいのであれば、成功率の高いGREEN FUNDINGやKibidangoなどを選ぶ。
これは正しいようで間違いです。
実際成功率が低いキャンプファイヤーなどでも毎日のように成功プロジェクトが誕生しています。
kibidangoでも失敗事例は多数あります。
ではどう選べばいいのでしょうか?
それは、
プロジェクトのニーズを持つユーザーが多数いるクラウドファンディングサイトを選ぶこと
です。
「それじゃわからない」
「本当に最適なクラファンサイトを教えて欲しい」
そんな方のために弊社では無料相談で、クラファンサイトを選ぶサポートも行なっています。
お気軽にお問合せください。
今回の記事では購入型クラウドファンディングサイトを比較してきました。
様々な観点から比較してきましたが、
目が行きがちな成功率や手数料率よりもユーザー数が大事でしたね。
基本的に見てもらえる人の数が多ければ多いほど、
プロジェクトの資金調達が成功する確率も上がるので、
まずは人数が多いプラットホームを利用する計画を立てていきましょう。
クラウドファンディングは最適なプラットフォームの選定、集客方法、資金を集めやすいページの作成方法など成功させるには多数のハードルがあります。
弊社ではクラウドファンディングのノウハウが多数あり、
金融機関出身の専門家がプラットフォームの選定から、資金調達までトータルでサポートしています。
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初回は無料で相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。