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この補助金の採択率はどれくらい?
今何かしらの補助金を利用しようと考えている方は、疑問に思ったことありますよね。
そこで今回は、事業で利用したい代表的な補助金の採択率をまとめてわかりやすく解説していきます。
補助金を検討している経営者・担当者の方はぜひ参考にしてください。
まず代表的な補助金と、その採択率を可能な限り遡って見ていくことにしましょう。
令和4年3月・ものづくり補助金の採択率は62.4%となっています。(一般型の場合)
またこれまでの採択結果は以下の通りです。
<ものづくり補助金採択結果>(一般型のみ・採択率は小数点第一位未満切り捨て)
1次募集 | 採択率62.4%(採択者数:1,429/応募者数:2,287) ※令和2年4月発表 |
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2次募集 | 採択率57.1%(採択者数:3,267/応募者数:5,721) ※令和2年6月発表 |
3次募集 | 採択率38.0%(採択者数:2,637/応募者数:6,923) ※令和2年9月発表 |
4次募集 | 採択率31.1%(採択者数:3,132/応募者数:10,041) ※令和3年2月発表 |
5次募集 | 採択率44.5%(採択者数:2,291/応募者数:5,139) ※令和3年3月発表 |
6次募集 | 採択率47.7%(採択者数:2,326/応募者数:4,875) ※令和3年6月発表 |
7次募集 | 採択率50.4%(採択者数:2,729/応募者数:5,414) ※令和3年9月発表 |
8次募集 | 採択率60.0%(採択者数:2,753/応募者数:4,584) ※令和4年1月発表 |
9次募集 | 採択率62.4%(採択者数:2,223/応募者数:3,552) ※令和4年3月発表 |
令和4年1月・IT導入補助金の採択率は5次募集で54.9%(*)です。
(採択者数30,825/応募者数52,026)
*採択率は過去・令和3年8月より前の採択率は非公開
令和3年12月・小規模事業者持続化補助金の採択率は約69%です。(一般型の場合)
(採択者数6,517/応募者数9,339)
過去の採択率は以下の通りです。
<小規模事業者持続化補助金採択結果>(一般型・公表時期と採択率のみ)
第一回 | 採択率91% 令和2年5月発表 |
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第二回 | 採択率65% 令和2年8月発表 |
第三回 | 採択率52% 令和3年1月発表 |
第四回 | 採択率44% 令和3年4月発表 |
第五回 | 採択率54% 令和3年8月発表 |
第六回 | 採択率69% 令和3年12月発表 |
令和元年5月のJLOD(*)採択率は40.0%です。
(*JLOD:コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金 採択者数8/応募者数20)
なおJLOD補助金は5種類に細分化され、採択・申請ともに限定されており、過去採択率は省略しました。
令和4年3月・事業再構築補助金の採択率は44.7%です。
過去の採択率は以下の通りになっています。
<事業再構築補助金補助金採択結果>(採択率は小数点第一位未満切り捨て)
第1回 | 採択率66.2%(採択者数:2,866/応募者数:4,326) ※令和3年6月発表 |
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第2回 | 採択率50.9%(採択者数:9,336/応募者数:18,333) ※令和3年9月発表 |
第3回 | 採択率48.7%(採択者数:9,021/応募者数:18,519) ※令和3年11月発表 |
第4回 | 採択率44.7%(採択者数:8,810/応募者数:19,673) ※令和4年3月発表 |
ものづくり補助金【一般型】 | 採択率:62.4% 応募件数:2,287 採択件数:1,429 公表時期:令和4年3月 |
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IT導入補助金 | 採択率:54.9% 応募件数:52,026 採択件数:30,825 公表時期:令和4年1月 |
小規模事業者持続化補助金 | 採択率:約69% 応募件数:未発表 採択件数:未発表 公表時期:令和3年12月 |
JLOD | 採択率:40.0% 応募件数:20 採択件数:8 公表時期:令和元年5月 |
事業再構築補助金 | 採択率:44.7% 応募件数:19,673 採択件数:8,810 公表時期:令和4年3月 |
表にあげた補助金は種類や対象業種などが異なるので一概に結論は言えません。
しかしながらおおむね4割~7割近くの比較的高い採択率となっていることがわかります。
ではこれら採択された会社の、採択ポイントを次項で解説します。
ここからは、補助金の採択率をあげるポイントを5つ解説します。
補助金の申請には必要な書類が多岐にわたります。
もちろん『公募要領』『申請要綱』といった申請するための説明書をよく読めばわかることも多いので、まずは熟読することが重要です。
他にも書類の注意点としては、
・文書を作成する場合には、専門用語や略語、隠語などは避け、平易でわかりやすい内容になるよう意識する
・文章だけでなく図や画像などビジュアルで訴えることも理解度が向上する
・申請用の書式(テンプレートなど)をそのまま使うと、工夫がないとマイナス評価される懸念もある
といった点が考えられます。
書類の原則は見栄を張らずに事実の記載に徹することです。
具体的には「過去」「現在」「未来」という時間軸を意識すると良いでしょう。
「過去」とはこれまでの経緯や内容のことで、今回の補助金がなぜ必要なのか?の必然性をアピールするような文章を意識しましょう。
「現在」「未来」は事業計画を指し、補助金に採択されることで事業の発展が見込めるといい未来予想図を描くように構成します。
ただ、採択を狙うあまりに過去や現在の業績などに見栄を張ると、どうしても展開に無理が生じますので、注意が必要です。
補助金は広く事業者のために設けられたものではありますが、それでも過去に採択された事例や申請のポイントなど「補助金のキモ」とも言える点があります。
例えば補助金の公式ページなどに記載されている採択企業の例や事業のモデルケースなどを見れば「その補助金をどう活かしてもらいたいのか?」という意図を推し量ることができるのです。
採択率が重視されるということは、当然ですがすべての申込企業が採択されるわけではないことを表しています。
ですから、たとえば自社の強みを活かすような事業計画、なおかつその補助金が必要不可欠であるといったシナリオのある事業計画書は高く評価される傾向にあるようです。
このようにして、採択の競争に打ち勝つには、加点される項目を取りこぼさない注意が必要です。
ここまで説明したポイントは、文字にして読めば実現も簡単に感じるかもしれません。
しかしながら、実際に事業経営と並行してこうした申請作業を進めるのは、かなりの労力と思考を必要とします。
ですから、経験豊富でノウハウもある補助金サポート業者に相談することが、結局は近道であり、そして回り道せず採択につながる道です。
補助金サポート業者も数多くありますので、どのように選択したらいいか?選び方を解説します。
『認定支援機関』とは中小企業を支える、国が認定した機関のことです。
補助金の申請では「認定支援機関との関与が条件」となっているものもあるように、高いレベルのスキルを国に認められている専門家です。
このように補助金業者を選ぶときは、認定支援機関ならサービスの質が期待できます
自社が利用できる補助金はどれか?といった選択からサポートしてもらえる業者を選べば、補助金受給までワンストップで対応してもらえます。
と同時に、補助金を受給できるようになるまでの間に、金融機関から「つなぎ融資」を受けるなど、空白期間までサポートしてくれる業者なら安心です。
一般に補助金申請の相場は
着手金として2万円から10万円、成功報酬は補助金の10%から15%程度
着手金不要の場合は、成功報酬として補助金額の15%から25%程度
と言われています。(筆者調べ)
必ずしも相場がすべてというわけではなく、サービスの内容でも料金は変わるのですが、やはり相場を一つの目安として、逸脱していないか?でその業者の質を測ることができます。
今回は『事業で利用したい補助金の難易度とは?』について解説しました。
・国が認定した『認定支援機関』である
・補助金選びから補助金受給までの空白期間もサポートしてくれる
・費用が相場から逸脱していない
これらを満たしている業者なら安心です。
そして、その条件をすべて備えた業者が「WEEVA」です。
経済産業省の認定支援機関であるWEEVAなら、補助金の採択率をあげるノウハウも多く蓄積しています。
金融機関出身者だけで構成され、経営のプロ集団が補助金申請を契機に、御社の資金繰りから事業拡大までを全面サポートします。
まずは補助金について、お気軽にご相談ください。