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「クラウドファンディングの失敗事例を
知りたい」
「共通点や失敗原因も知りたい」
クラウドファンディングに挑戦しようと
している方はこんな疑問をお持ちでは
ないでしょうか?
クラファンでは成功事例が注目されがち
ですが、成功するためには失敗事例を
分析することも重要です。
そこで今回はクラウドファンディングの
専門家が、5つの失敗事例から失敗の原因
や成功する方法について解説します。
また最後には最も簡単で成功率も高い
クラウドファンディング挑戦の方法も
ご紹介します。
目次
失敗事例を紹介する前に、そもそも
クラウドファンディングとは何か?
失敗とは具体的になにか?
を紹介します。
特にクラウドファンディングに初めて挑戦する方は
資金が集まれば成功・集まらなければ失敗
と考えている方が多いです。
もちろん正しいのですが、実は失敗は
それだけではありません。
まずはここを知っておきましょう。
クラウドファンディングとは
ネットを利用し不特定多数の人から資金を
調達できるサービス
のことです。
クラウドファンディングの失敗は具体的に
以下の2つです。
・目標金額が未達成
・プロジェクトが実行できない
それぞれ詳しく紹介します。
クラウドファンディングは、プロジェクトを開始する際目標金額を設定し、そこを目指して支援金を募ります。
しかし実際には目標金額が集まらないこともあり、これが最もよくある失敗です。
クラファンの設定内容にもよるのですが、目標金額に達しなかった場合は原則支援金を受け取ることができません。
また『目標金額を達成=成功』というわけでもありません。
クラウドファンディングは、資金が集まった後にはリターン品を送付したり、プロジェクトを実行する責任があります。
しかしここで問題があり失敗してしまう
ケースもあります。
例えば、
・正しいリターン品が提供できない
・支援者が多すぎてリターンが遅延する
・何らかの理由によるプロジェクトの中止
などです。
クラウドファンディングは、
資金を集めるだけでなく、
その後出資者に対しリターンを提供し、
プロジェクトを実行して、
初めて成功といえます。
支援金を集めるだけが
クラウドファンディングではないので
注意しましょう。
では、具体的なクラウドファンディングの失敗事例について見ていきましょう。
今回は失敗した原因も学ぶために、特に失敗理由が異なる以下5つの事例を紹介します。
■ 目標金額が集まらなかった失敗例:
SNS60万越え「りょうくんグルメ」
■ リターンに問題があった失敗例:
令和納豆の事例
■ リターン計画が甘かった失敗例:
PrinCubeの出荷遅延問題
■ プロジェクトが炎上した失敗例:
「夢バトン」を試みた女子大生
■ 有名人の失敗例:
有名女優のコミケ出店
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/208304
まず目標金額が集まらなかった失敗例です。
こちらのプロジェクトは、ツイッター42万人、インスタ21万人というグルメインフルエンサーが立ち上げたプロジェクトです。
TV番組を作るための資金調達として、クラウドファンディングを実施しました。
一見影響力もあり失敗しそうにないプロジェクトです。
ところが結果は目標の50万円には届かず、金額は22,000円、支援者は何と8人でした。
SNSで大量のフォロワーがいても、プロジェクトの内容では上手く行かないという失敗例です。
この事例は特に、
◉プロジェクトがニーズに合っていない
→SNS世代にはTVが魅力的ではなかった
◉リターン内容がニーズと合っていない
→お礼メッセージや手紙などは支援の後押しに適していなかった
◉プロジェクトの魅力が伝わらない
→どんな企画か?なぜ必要なのか?など
プロジェクトの魅力が表現できなかった
などが原因で、支援がそもそも集まらなかったという失敗事例です。
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/285786
令和納豆とは茨城県・水戸市にある納豆ご飯屋さんです。
開業にあたりCAMPFIREによるクラウドファンディングを行いました。
令和納豆のリターンとして1万円で購入できる納豆ご飯セット『一生涯無料パスポート』を設定しました。
こちらのパスポートを利用すると「納豆ご飯セット 梅コース」660円(税込)が一生無料で楽しむことができ、17回利用すれば元が取れるような仕組みです。
『一生無料』というのはインパクトもあり、面白みもありますよね!
その甲斐もあって、令和納豆のプロジェクトでは目標金額が300万円だったところ、最終的に1,246万円を集め大成功に終わったように見えました。
しかしその後事件が起こります。
・アンケートの回答が不誠実
・無料パス対象以外のメニューを注文していない
など、クラウドファンディング時にはなかった不明瞭な規約違反を主張し、令和納豆側がパスポートを没収する事件が起こりました。それも1ユーザーだけではなく、複数のユーザーから同様の投稿が挙げられています。
一生無料を謳った詐欺ではないかと、テレビにも特集されるほどの大炎上となりました。
その後、店側の不誠実な対応が続き、最終的に出資者から訴えられ、裁判でパスポートの返却・裁判費用の支払いなど敗訴することになりました。
確かに資金調達のために魅力的なリターンを考案するのは非常に重要です。
ただ先の見えないリターンを設定してしまうと、回り回ってこのような事態も起こってしまいます。
永久など、無理なリターンを設定するのは避けましょう。
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/211040
PrinCubeは紙やスマホ、金属やプラスチック、肌など様々なところに文字やロゴを印刷することができる持ち運びサイズのプリンターです。
金属やプラスチックなど様々な場面で使用できる汎用性
スマホと連動し、自分の好みの文字やデザインを印刷できる点
などから大人気となりました。
このプロジェクトの目標金額は100万円でしたが、最終的に20,303人から3億340万円という途方もない額の支援を受け、大成功となりました。
しかしあまりにも資金が集まりすぎたため、製造が間に合わず出荷が遅れてしまう事態になりました。
ただこの事例の問題は、決して出荷が遅れたことではありません。
遅れた際の対応の不誠実さなどが問題です。
こまめに活動報告を更新する。対応が難しい場合には返金対応など柔軟に対応する。など、誠実な対応をしていればここまで大きな問題にはならなかったでしょう。
しかし現在もtwitterなどで被害者の会を名乗るアカウントなどがあるほど、大きな失敗となってしまっている事例です。
クラウドファンディングは、ほとんどが初めてのプロジェクトなため、不足の事態はよくあります。
しかしそこで重要なのが、支援者が納得できるように誠実に対処することです。
何か問題が生じても、誠実さだけは忘れてはいけないという事例ですね。
京都府にある大学に通っている女子大生が立ち上げたプロジェクトです。
まず3万円以上の支援をしてもらった人に対し、スケッチブックを送り、自分の夢と途上国の人たちへのメッセージを書いてもらいます。その後女子大生が世界一周の途途上国の子供たちに自分の夢を書いてもらい、夢バトンを繋いでいき、帰国後、そのスケッチブックの内容を元に写真館を開くという企画です。
とても素晴らしいコンセプトですよね!
しかしこのプロジェクト、残念ながら失敗します。
その原因は、支援金の使い道です。
この女子大生が提示した予算の内訳として、
生活費:93万円
カメラ代:15万円
航空券:18万円
など途上国の子供と関係ない費用も多く含んでいました。
それに気づいた支援者が、SNSなどで情報をシェアすることで、炎上が始まりました。
その後、Facebookにて「一生遊んで暮らしたい」などの投稿を発見されたり、プロジェクトページにあった画像が他人の作品の転載だったことなども発見され、大炎上することに。
最終的にプロジェクトが中止されました。
プロジェクトの内容は素晴らしかったのですが、その内容に信用が持てなかったり、支援金の使い道が不透明なことで炎上してしまった失敗事例です。
引用:https://camp-fire.jp/projects/40020/activities/36110
有名女優の真木よう子さんが立ち上げたプロジェクトです。
真木よう子さんはCAMPFIREにて自身のフォトマガジンを出版し、コミックマーケットにて販売するプロジェクトを立ち上げました。
一見、有名女優がファンに向けた新しいフォトマガジンの販売企画のようですよね。
しかしこちらは途中で炎上し、最終的には中止されることになりました。
理由は二つ。
・コミックマーケット(コミケ)は自費で出版し、頒布する文化の場所であること
・一般人が自分の好きなものを出品する場であるコミケで、ファンとの交流の場という目的で出店すること
これらがコミケという文化を理解していない内容だという指摘から、炎上することになりました。
最終的に624人から6,521,555円集めましたが、批判を受け全額返金し、イベントも中止する事態となりました。
クラウドファンディング以前に、いかに有名人といえどルールや文化を誤って扱うと、うまくいかないという事例です。
失敗事例 | 原因 |
---|---|
SNS60万超えインフルエンサー 「りょうくんグルメ」 |
目標金額が集まらなかった失敗例
◉プロジェクト内容がユーザーのニーズにマッチしていなかった |
令和納豆のプロジェクト | リターン内容に問題があった失敗事例
◉リターンが非現実的な内容で、クラファン終了後に対応できなくなり炎上 |
PrinCubeの出荷遅延問題 | リターン計画が甘かった失敗例
◉想定の何倍もの支援が集まり、対応できずに返金申請などが続出 |
「夢バトン」を試みた女子大生 | プロジェクト内容が不誠実で炎上した例
◉資金の使い道が不誠実で炎上 |
有名女優のコミケ出店 | 有名人のクラウドファンディング失敗例
◉知名度・影響力はありつつも、プロジェクト内容の下調べなどができておらず炎上 |
上記でクラウドファンディングの失敗例を紹介してきましたが、これらの失敗原因は何なのでしょうか?
特に今回の事例から見えてきた失敗の原因は、以下の3つです。
◉プロジェクト内容が支援者のニーズを汲み取っていないこと
◉プロジェクトページの質が低い
◉支援者に対して不誠実であること
また、プロジェクト内容が支援者のニーズを汲み取れていないことも失敗の原因として挙げられます。
上記の失敗例では、いかにインフルエンサーだとしても、
・関心の低いジャンルのプロジェクト内容
・ニーズに合わないリターン設計
などでは成功が難しいことがわかります。
また、プロジェクトページの質が低いことも失敗の原因になります。
実際にこんなデータがあります。
・5枚未満のケースでは成功率が20%
・6-11枚のケースでは成功率が倍以上の50%程度
支援者を後押しするためにも、プロジェクトページにはできるだけ画像や動画を活用しましょう。
また支援者に対して不誠実だという点が挙げられます。
支援者はリターンもしくはプロジェクトの実現に対し期待し、お金を払っています。
そのため、
・リターン発想は問題なく行われているのか
・支援金は正しく使われているのか
・プロジェクトの進み具合はどうなのか
細かく気になるのは当たり前ですよね。
上記の失敗事例は、これらの情報共有を細かく行っていなかったり、その対応が不誠実だったために、失敗しています。
トラブルにならないよう、
・リターンに条件があるならばどのような条件なのか
・資金用途はどのような用途なのか
・トラブルがあったときの対応はどうするか
など、プロジェクトページにしっかり明記した上で、資金を集めるようにしましょう。
また資金を集めた後も、プロジェクトやリターンの進捗状況をプロジェクトページに更新していくようにしましょう。
クラウドファンディングは、このような原因から、失敗してしまいます。
ここまで知ると、具体的にどう対処すればいいのか?対策が知りたくなりますよね。
そこで最後に、クラウドファンディングに失敗しないための対策方法を紹介します。
では、クラファンで失敗しないためには、どうすればいいのでしょうか?
それには、『失敗の原因』を全て取り除くことが最短ルートです。
例えば、
◉支援者のニーズを汲み取れていないこと
→市場調査やニーズ調査を行いましょう。
◉プロジェクトページの質が低い
→効果的な画像や動画素材を組み込み、プロジェクトページに魅力的なコピーライティングを散りばめましょう。
◉支援者に対して不誠実であること
→過去の様々な事例を分析しあらゆるリスクヘッジを行いましょう。
これらは最低限準備しましょう。
ただ実際に準備するのは簡単ではありません。
特にクラファンはプロジェクトの準備以外にも、事業そのものの準備もあります。
人によっては本業・新規事業と別でさらにクラウドファンディングの準備をしている方もいるでしょう。
そんな方のために、最後に最も簡単で成功率も高いクラウドファンディングの方法を紹介します。
最も簡単で成功率が高いやり方は、クラウドファンディング代行を利用することです。
クラウドファンディング代行サービスは
文字通りクラファンを成功に向けてサポートするサービスです。
クラファン代行サービスを使えばクラファンの専門家が、
・面倒なクラファン準備を全て丸投げできる
・初心者では難しい競合や市場調査を行った上の戦略立案
・魅力を最大限に引き出すプロジェクトページの作成
・認知度を短期間で一気に広げるWebマーケティング活用
などを代わりに準備し実行してくれます。
その結果、高確率でクラファンの成功につながります。
クラウドファンディングを成功させたい方はぜひとも利用したいサービスですよね。
さらにWEEVAでは、クラウドファンディングの成功だけに止まらず、
■経営コンサルタントにサポート
■獲得支援金額の最大化
■ブランディングや認知度に貢献するWEBマーケ施策
■支援者のリピーター化戦略
■クラファン後の更なる資金調達のサポート
など、クラファン成功後の事業にまで目を向けたサポートを提供しております。
失敗の可能性を限りなく0に近づけ、かつ成功率も支援金額もアップさせることができる。
それがWEEVAのクラウドファンディング代行サービスです。
今回は、
・クラウドファンディングの失敗事例
・失敗事例から学ぶ、失敗の5つの原因
・成功するために必要なこと
について解説しました。
失敗事例から、失敗の原因としては主に以下があることがわかりました。
◉支援者のニーズを汲み取れていないこと
◉プロジェクトページの質が低いこと
◉支援者に対して不誠実なこと
そして成功するためには
『失敗原因を全て取り除くこと』
が必要です。
その最も簡単な方法は、
クラウドファンディングの代行サービスです。
少しでも気になる方は無料相談もお受けしております。
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