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資金調達の手段として注目を集めている
クラウドファンディングですが、
「どこの媒体を選べばいいの?」
と不安になりませんか?
2022年現在、国内には25を超える
クラファンサイトがあります。
それぞれに特徴や得意分野があり、
またユーザー層も大きく異なるため
クラファンサイト選びを間違えると
失敗につながる可能性があります。
そこで当記事では、数多くある
クラウドファンディングサイトの中から
あなたに最適なサイトが選べるように、
特に気になる5つのポイントを比較して
いきます。
ぜひ最後までご覧下さい。
目次
クラウドファンディングとはサイト上で
プロジェクトを公開し、興味のある
ユーザーが支援者となり資金調達が
できる仕組みです。
そんなクラウドファンディングで最も
重要なのが「最適なサイトを選ぶこと」です。
そのサイト選びで最も重要なポイントは、
以下の5つです。
・手数料
・成功率
・ユーザー(支援者)数
・得意なジャンルや型
・起案者の立場
クラウドファンディングは着手金などは
原則なく、調達が成功して初めて費用が
かかる仕組みです。
そのため基本は調達金額に対する一定割合
が手数料としてかかります。
この手数料の割合はサイトごとに異なります。
具体的には調達額の5~10%程度の手数料
がかかる場合が多いです。
また手数料の設定によっては決済料金を
含むこともあるなど、サイトによって
手数料の内容が異なる場合もあるため、
割合だけでなくどこに手数料がかかるのか
を確認した上で、サイトを選ぶことが重要です。
日本におけるクラウドファンディングの
成功率は『約30%』と言われています。
ただサイトによっては88%の成功率を
持つサイトもあります。
「成功率が高いところがいい」
もちろんその考え方は正しいのですが、
注意も必要です。
詳しくは後述しますがクラファンサイトは、
・ユーザー数の規模
・得意とするジャンルや型
・活躍する起案者層
などがそれぞれ異なります。
そのため『成功率が高い=あなたに最適』
という判断は一概にはできないので注意
しましょう。
ユーザ数は、サイトの市場規模を把握する
指標となります。
やはり多くのユーザーにアプローチできる
方が、それだけ成功率や調達金額が大きく
なると考えるのが基本ですよね。
ユーザーが少なければその分チャンスも
少なくなるため、この考えは正しいです。
しかしユーザーが多くてもその属性が適していなければ、成功には結びつきません。
極端な例ですが、
『購入型(物販など)に強く、ガジェットなどを好むユーザーが多いmakuakeで、SDGsに関わる社会貢献型のプロジェクトを立ち上げる』
これは適しているでしょうか?
もちろん適していませんよね。
ユーザーは多いに越したことはありません
が、これから立ち上げるプロジェクトに
適したユーザー像であるかどうかは十分
注意しましょう。
ここまでで紹介したように、
クラウドファンディングサイトには
それぞれに得意なジャンルや種類(型)
があります。
具体的には以下です。
・種類(型):購入型・寄付型など
・ジャンル:販売系・エンタメ系など
そこで起案したいプロジェクトが、
・どのジャンルなのか?
・どの種類(型)なのか?
を明確にしてからそのジャンルや型が
得意なクラウドファンディングサイト
を見極めることが大切です。
最後に起案者の立場によっても
異なります。
例えば「個人事業主」でプロジェクト
を立ち上げようと考えている方や、
「法人」で利用したいと考えている方、
「新規事業開発で利用したい方」など、
クラウドファンディングはさまざまな
立場の方が活用します。
その立場によっても得意なクラウド
ファンディングサイトがあります。
このあとは、解説した上記5つのポイント
・手数料
・成功率
・ユーザー(支援者)数
・得意なジャンルや型
・起案者の立場
をもとに表を交えて比較していきます。
まずクラウドファンディングサイトを「手数料」ごとに比較した表です。
プラットフォーム | 手数料 |
---|---|
CAMPFIRE | 調達額の10% |
Makuake | 調達額の20% (決済手数料5%を含む) |
kibidango | 調達額の10% (楽天ID決済利用時は14%) |
Readyfor | シンプルプラン: 調達額の12%(決済手数料5%を含む) フルサポートプラン: 調達額の17%(決済手数料5%を含む) |
Good Morning | 調達額の9% |
Green Funding | STANDARD: 調達額の20%(決済手数料4%を含む) PARTNER: 調達額の13%+初期費用1,000,000円 (決済手数料4%を含む) |
ENjiNE | 調達額の22.80% |
BOOSTER | ベーシックプラン: 調達額の17%(決済手数料5%を含む) フルサポートプラン: 調達額の20%(決済手数料5%を含む) |
FUNDINNO | 募集成立時に株式の発行価格の 総額10~20% |
手数料ごとにクラウドファンディング
サイトを比較すると「Good Morning」
の手数料が最も安いことがわかりました。
またサイトによってはプランごとに
手数料が異なる場合もあります。
手数料の安さだけを基準とするの
ではなく内容を確認した上で、
プロジェクトに適したプランを選択
しましょう。
次にクラウドファンディングサイトを
「成功率」ごとに比較した表です。
プラットフォーム | 成功率 |
---|---|
CAMPFIRE | 36% |
Makuake | 66% |
kibidango | 80% |
Readyfor | 75% |
Good Morning | 61.8% |
Green Funding | 88% |
ENjiNE | 80% |
BOOSTER | 54.1% |
FUNDINNO | 69% |
成功率をもとにクラウドファンディング
サイトを比較すると、
「GREEN FUNDING」が最も成功率が
高く、次いで「kibidango」「ENjiNE」
などが高い成功率を持つことがわかります。
クラウドファンディングの平均成功率
30%と比較すると比較的高い水準が
多いですよね。
これは上記公式サイトのデータのため、
実際の成功率とは少し乖離があるかも
しれません。
クラウドファンディングサイトを
「利用者数」ごとに比較した表です。
プラットフォーム | ユーザー数 |
---|---|
CAMPFIRE | 5,900,000人 |
Makuake | 1,300,000人 |
kibidango | 明確なデータなし |
Readyfor | 900,000人 |
Good Morning | 260,000人 |
Green Funding | 明確なデータなし |
ENjiNE | 明確なデータなし |
BOOSTER | 2,060,000人 |
FUNDINNO | 84,000人 |
利用者数をもとにクラウドファンディング
サイトを比較すると、最も多い利用者数を
持つサイトは「CAMPFIRE」でした。
CAMPFIREは全国幅広い地域の人が利用
しているサービスであり、地域を問わず
浸透しているサービスです。
またBOOSTERはPARCOとCAMPFIRE
が共同運営するクラウドファンディングです。
プロダクトなど販売系ビジネスの
プロジェクトを多く取り扱っており、
渋谷PARCOのショップで商品を展示する
こともできます。
オンラインとオフラインをかけ合わせた
施策が魅力的なサイトです。
「Makuake」はサイバーエージェントの
グループ企業が運営しているサイトなので
ガジェット系が強い傾向があります。
「プロダクト」「ファッション」など、
販売系のプロジェクトが多い特徴があります。
ユーザー数はもちろんですが、相性の良い
クラファンサイトを選びましょう。
さらにクラウドファンディングには支援の
仕方によって購入型・寄付型・金融型など
の種類があります。
支援者がお金を支援し、リターンとして
商品・グッズ・サービスなどを得る仕組み
のクラウドファンディングです。
国内で普及しているクラウドファンディングの多くが購入型クラウドファンディングです。
支援者がお金を寄付する仕組みの
クラウドファンディングのことです。
寄付型プロジェクトでは基本的に
返礼品は発生せず、活動報告などが
リターンとなります。
支援者がお金や株式でリターンを得る
クラウドファンディングのことです。
支援者による出資金をサイトが企業に貸し
付ける「貸付型」、特定のプロジェクトに
対して個人の投資家から出資を募る形式の
「ファンド型」、非上場の企業の株式を
リターンとして受け取ることのできる
「株式型」の3種類に分かれます。
以下は比較対象のサイトを種類ごとに
分類した表です。
種類 | プラットフォーム |
---|---|
購入型 | CAMPFIRE Makuake kibidango Good Morning BOOSTER Green Funding ENjiNE |
寄付型 | Readyfor |
金融型 | FUNDINNO |
最後にクラウドファンディングサイトを
「起案者属性」ごとに比較した表です。
起案者 | プラットフォーム |
---|---|
個人事業主向け | CAMPFIRE Makuake Green Funding |
法人利用者向け | CAMPFIRE Makuake |
新規事業開発向け | CAMPFIRE Makuake BOOSTER |
社会貢献事業者向け | Readyfor Good Morning |
自治体担当者向け | Makuake CAMPFIRE |
ジャンル・地域問わず成功実績をもつ
ことやユーザー数などを踏まえてと、
個人事業主・法人の方は購入型
クラウドファンディングのCAMPFIRE・
Makuakeがおすすめです。
個人事業主は法人よりもプロジェクト
失敗のリスクを避ける必要があるため、
成功率の高い「GREEN FUNDING」も
適しているでしょう。
新規事業開発に携わる方はユーザーに
オフラインで商品を見てもらう機会の
ある「BOOSTER」もおすすめです。
ただし最終的に適しているかどうかは
プロジェクトのジャンルや市場などが
大きく関わります。
例えば、社会貢献事業には
「Good Morning・Ready for」
がおすすめです。
特に「Ready for」は日本初の
クラウドファンディングサービスで
あるため認知度も高くなっています。
また自治体担当者の方には、
納税型クラウドファンディング
Makuake ガバメントを持つMakuake
の利用をおすすめします。
なお、自分で選ぶのが難しい方は
専門家に相談してみましょう。
当記事では、5つの重要ポイントをもとに、クラウドファンディングサイトを比較しました。
手数料 | 購入型クラウドファンディングでは 「Good Morning」が最も手数料が安い。 しかし『手数料が安い=優良サイト』ではないので注意。 他の項目と合わせて確認することが重要。 |
---|---|
成功率 | 平均成功率は30%程度。 中でも「GREEN FUNDING」が最も 成功率が高く、次いで「kibidango」 「ENjiNE」などが成功率は高い。しかし得意なジャンルや種類は異なるので注意。 |
ユーザー数 | 最も多い利用者数を持つサイトは 「CAMPFIRE」で590万人。 次いで「BOOSTER」206万人、 「Makuake」130万人。ユーザー数が多いに越したことはないので、 他のポイントとの兼ね合いを見つつ ユーザー数が多いところを選ぼう。 |
得意な種類 | ■購入型のおすすめ
CAMPFIRE / Makuake / kibidango ■寄付型のおすすめ Ready for ■金融型のおすすめ FUNDINNO |
起案者の立場 | ■個人事業主におすすめ
CAMPFIRE / Makuake ■法人の方におすすめ CAMPFIRE / Makuake ■新規事業開発で利用したい方におすすめ CAMPFIRE / Makuake / BOOSTER ■社会貢献事業などに使用したい方におすすめ Ready for / Good Morning ■自治体などの担当者におすすめ Makuake |
いかに優れたプロジェクトでも、適したプラットフォーム選びができなければ失敗します。
上記を踏まえて、あなたのプロジェクトにベストなクラファンサービスを選ぶことが、成功の第一歩に繋がります。
『でも結局うちのプロジェクトに最適なのがどこか判断できない!』
上記を踏まえても、初めてクラウドファンディングに挑戦する方が、正しい判断をするのは難しいですよね。
そんな方の力になれるのが、WEEVAの
「クラウドファンディング代行サービス」です。
WEEVAでは、
あなたのプロジェクトに最適な
クラファンサイトはどこなのか?
という疑問の答えはもちろん、
・クラウドファンディングで成功する方法
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