新規事業立ち上げの成功プロセスとは?成功例・成功ポイントを解説|株式会社WEEVA

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2021.09.27 新規事業

新規事業立ち上げの成功プロセスとは?成功例・成功ポイントを解説

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「新規事業を成功させたい!」
「成功するためのポイントを知りたい!」

会社の新たな収入源や経営基盤とするために、新規事業を立ち上げようと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、新規事業は失敗しやすいというイメージもありますよね。
確かに新しく事業を始めることは簡単ではありません。
ただもちろん成功すれば会社の大きな成長に繋がります。

そこで本記事では、新規事業立ち上げの成功プロセスを説明し、成功例を交えながら9つのポイントを解説していきます。
ここで新規事業を成功させるためのポイントを押さえ、新規事業を成功に導きましょう。

新規事業の立ち上げの成功プロセス

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まずは、新規事業の立ち上げの成功プロセスをみていきましょう。
主に重要なプロセスは以下の4つです。

①ビジョニング
②事業領域を定める
③ビジネスプランの検討
④アクションプランの策定

適切な段階を踏んで事業を進めていくことで成功に近づくため、まずはこのプロセスをしっかり理解してから新規事業の立ち上げに取り組みましょう。

①ビジョニング

まず初めに、やらなければならないことはビジョンを考えることです。
なぜその事業を行うのか、理由を明確にすることで方向性を定めることができ、途中で方向性を変えるなど無駄な労力をかけずに済みます。

このビジョニングが出来ていないことによって、
・市場への参入後に判断軸が曖昧なので意思決定が遅くなる、事
・業の差別化ができず、競合に勝てない
・いざ事業を始めても、最も効果的で正しい判断ができない
・チーム内での共有ができておらず、ミスが起こる

上記のような問題が起こる可能性があります。

明確なビジョンを創り、プロジェクトメンバーの新規事業への意識を統一することでそういった事態を防ぐことができます。

②事業領域を定める

ビジョニングの後は新規事業の領域を定めましょう。

設定した領域が狭いと「本当はもっと事業を展開してもよかったのに」と、新規事業を成長させることができず後々後悔してしまうかもしれません。
逆に、領域を広げすぎて多角化を進めると経営資源を無駄にしてしまう可能性があります。

このように、収益をあげるためには事業領域の設定が重要です。

顧客のニーズを参考にして事業をどれくらい展開するかを決定し、需要と供給のバランスを考えながら事業領域を定めるようにしましょう。

③ビジネスプランの検討

続いて、具体的な商品・サービスの決定や顧客の範囲設定、展開する市場といったビジネスプランの検討をしましょう。

ビジネスプランとは事業計画書のことであり、
自社の強みや業界での立ち位置
競合の存在、市場環境、市場成長率
顧客のニーズ、収益、マネタイズ方法など事業について多角的な情報を洗い出します。

頭の中にある考えを整理することでそれまでは見えていなかった課題に気づきより明確なプランを作り出すことができます。

また、このプロセスで新規事業の立ち上げ後に継続的な利益を出せるか、本当に需要はあるのかを再度検討することも大切です。

このビジネスプランがしっかりしていなければ、市場への参入後に想定していなかった事態に直面した際に解決策を見出せなかったり、見出せても事態を収拾するのに時間がかかったりする可能性があるため綿密に検討しましょう。

④アクションプランの策定

以上のプロセスを踏まえたうえでアクションプランの策定をします。
このプロセスでは先ほどのビジネスプランと現実にギャップがないかを確認することが重要です。

本当に実現可能かはもちろん、最短で最も効果的に行えるスケジューリングを行いましょう。
ここが現実的であればあるほど、実際に動き出しやすく、途中で自分が何をしなければいけないのかを見失わずに済みます。

新規事業になると、考えることは無数にありますからね。
一つ一つの業務に集中するためにも、できるだけ考え抜いたアクションプランを作成しましょう。

新規事業を立ち上げを成功例からわかる10のポイント

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では、具体的に新規事業の立ち上げを成功させるためのポイントを解説していきます!
全部で10個あるのですが、それぞれ成功に欠かせないポイントなので新規事業の立ち上げの際に参考にしてください。

ビジョンを明確にする

新規事業立ち上げの際、ビジョンを明確にすることは大変重要です。
事業環境や市場分析、顧客のニーズを明確にするためにもまずはどのようなビジョンで新規事業を進めていくかが大切です。

このビジョンが定まっていないとプロジェクトメンバーの事業認識にズレが生じたり、顧客への効果的なアプローチができず混乱を招いてしまいます。

スムーズに事業を進められる環境作りのためにも、ビジョンをはっきりさせておきましょう。

未知のノウハウを外部から取り入れる

新規事業を展開しようにも、自社にノウハウがないために事業の進め方がわからないというのはよくある事例です。

既存の事業に関係した市場であればある程度自社ノウハウを活用できますが、全く未知の事業であれば外部からノウハウを取り入れることをおすすめします。

ノウハウがないために本来必要のない取り組みをしてしまい事業をうまく進められないまま失敗に終わるのはとてももったいないです。

利用できるものはどんどん利用した方が会社の成長スピードも早くなります!
自社に足りないものは外部の資源を活用していきましょう。

「顧客」と「自分」の課題を見つける

市場参入後、事業がうまくいかないこともあるでしょう。
そこで「顧客」と「自分」の課題を見つけることが大切です。

事業がうまくいかない原因がわからない時は、その課題に気づかないためにうまくいっていない可能性があります。

顧客にとっての課題は何か?
自分にとっての課題は何か?

それを考え見つけることで新規事業の成功への道が開けてきます。
定期的に顧客ニーズと自社の課題を考える機会を設けましょう。

顕在化している需要を見つける

絶対に需要があるサービスでも、ライバルが多すぎたら成功させるのは簡単ではないですよね。

そこで、潜在化している需要を見つけることで成功の確率をグッとあげることができます。

顧客の課題を考えることで潜在ニーズを引き出すことができます。
「需要はあるのに競争相手が少ない市場」を見つけ、成功につなげましょう。

そのような市場に参入すれば、自社の価値を高め会社を大きく成長させることもできます。

市場の成熟度・新規参入の余地を分析する

時代の変化に伴い社会構造も変わっていくため、市場環境も大きな影響を受けます。
そのため、どのような商品やサービスに需要があるのか、自社はそれを提供できているのかを常々考えなければなりません。

製品ライフサイクルとして、市場内での需要が高まり、商品・サービスが浸透し需要が落ち着いてくると次第に衰退を迎えるという流れがあります。

この流れを意識して自社が参入している市場の成熟度に注意を払うようにしましょう。
その市場に需要がないことに気づかず時間と資金を費やしてしまうと、新しい市場への参入が遅れるばかりか会社の損失につながってしまうかもしれません。

会社全体の衰退を防ぐためには一つの市場にこだわらず新規事業にチャレンジしていくことが大切です。
市場の成熟度を見つつ、新規参入の余地がないか分析しましょう。

顧客へのフィードバックのタイミングを計る

自分では最高の商品・サービスを提供できていると思っていても、顧客からしてみると改善してほしい点があるかもしれません。

もちろん最初にビジネスプランを決めることは大切ですが、実際にそのプラン通り事業を進められるとは限りません。
顧客のフィードバックを素早く吸収し改善していくというサイクルを繰り返すことで、最高のサービスに近づきます。

特に新規事業の場合は初めはうまくいかないことが多く、事業が軌道に乗るまで時間がかかることがほとんどです。
少しでも早く安定した事業にするためにプロジェクトメンバーで考えるだけでなく、顧客のリアルな声や客観的な意見を聞くようにしましょう。

常に顧客ニーズを考え、フィードバックを受け改善するというサイクルを繰り返しながら事業を進めていくことで新規事業の成功につながります。

経営資源の理解

新規事業の立ち上げの際、多くの場合は経営資源が足りないという問題が発生します。
自社内に必要なリソースが無く、思うように事業を展開できないという方も多いのではないでしょうか。

そもそも何のリソースが足りていないのかを考える前に経営資源を理解しなければいけません。
事業を立ち上げるにあたって、4リソースの「ヒト・モノ・カネ・情報」の理解から始めましょう。

ヒト

新規事業を立ち上げるうえで、まずはヒトを確保しなければいけません。
人材がいなければ事業を運営することもできませんし、誰でもいいというわけでもありませんよね。

新規事業は会社にとって大きな挑戦でもあるため、信頼できて尚且つ優秀な人に運営を任せたいと考えていると思います。

しかし、社内の優秀な人材は既に大きな事業に参加しており新しい事業にも携わるのは難しいという場合や、新規事業に必要なスキルや熱意がない人材がいないことから人的リソースの不足が発生していることが多いです。

そんな時は信頼のおけるコンサルティング会社を利用し経験値が高い外部の人材を取り入れるという選択肢もあります。

モノ

今自社内にはどのようなモノがあるでしょうか。
商品やサービス、それらを作る機械や設備といった資産がモノに当たります。

自社の持つ資産を改めて考えることでどのような事業を展開できるか、参入したい市場に合わせて考えると何が足りていないのかを洗い出すことができます。

新規事業の立ち上げの際には、その市場に合ったモノがあるかを確認しましょう。

カネ

新規事業の経営資源の中で大きな悩みとなるのが資金不足ではないでしょうか。
どんなに完璧なビジネスプランを描けていても充分な資金がなければ実現することは難しいです。

資金不足では新規事業を立ち上げることができず、仮に立ち上げたとしても想像以上の運営資金が必要で事業が軌道に乗る前に会社の資金が枯渇してしまう恐れもあります。

既存の事業の運営もありますし、個人で資金を集めるのは大変です。
資金不足の場合は資金調達を支援してくれるサービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

情報

情報もまた、重要な経営資源の一つです。
新規事業は未知の領域であることが多く、市場に参入する前に入念なリサーチを必要とします。

情報がないまま事業を立ち上げるのは非常にリスクがありますし、その市場への不明点が多いと将来の見通しも立ちません。

市場規模や競合相手といった情報から事業の展開の仕方やアプローチ方法を考えるようにしましょう。

迅速な意思決定

市場環境の変化は以前よりも短いスパンとなってきています。
そのため一つの決定に時間をかけていると競合他社に先を越されたり、市場変化についていけなくなったりしてしまいます。

市場の変化を先取りし、迅速な意思決定をすることが新規事業成功の鍵です。

素早い意志決定で市場変化の速さに対応するためには、プロジェクトメンバーが事業ビジョンを共有できているか、論理的思考ができるかが重要となります。

共通のビジョンを持っていないと目指すべき方向性に意見の相違が生まれ、そこの話し合いに時間がかかってしまいます。
また、論理的に考え筋道を立てて話すことができると決断するまでの時間短縮につながります。

事業を展開していくとすぐに決断しなければならないという場面に何度もぶつかることでしょう。
迅速な意思決定は新規事業を成功させるうえで重要なスキルといえます。

プロジェクトメンバーのバランスを考える

プロジェクトメンバーを決める際、バランスを考えることも大切です。

部署や役職が同じだったり、似たような経歴を持つメンバーで構成されるとそこから生まれる意見やアイデアも似たようなものになってしまいます。

メンバ―選定で多様性を意識することで、様々な分野からの視点を得ることができアプローチの方法も多様になります。
異なる思考が互いの発想にヒントを与え、新しい発想ができる可能性も高くなりますので、プロジェクトメンバーのバランスを考えチームを構成しましょう。

資金調達サービスを使う

先ほど経営資源の説明でも述べた通り、資金がなければ新規事業を成功に導くことは難しいです。

しかし、資金がないけど市場の変化に対応したり会社を成長させるために新しく事業を始めたいと考えている方は多いと思います。
既にビジネスプランを考えているけれど資金が足りなくて実行に移せていない方もいらっしゃるでしょう。

融資を検討している方もいるかもしれませんが、既存の事業運営に加えて融資の準備をするのはなかなか大変です。

そこでおすすめしたいのが資金調達サービスの利用です。
このサービスを利用することにより、融資による資金調達の手間や時間を省くことができます。

weevaでは新規事業の立ち上げに際し問題となる資金不足をサポートするために、資金調達サービスを行っています。

融資を受けるには複雑な事業計画書の作成や面談の準備などやることが多くありますが、事業運営と両立するのは大変ですよね。
そもそも個人の力で審査に通るのはハードルが高いです。

weevaに依頼することで審査の通過率が格段に上がるため、融資を検討しているのならば資金調達サービスを利用することをおすすめします。

新規事業の資金不足は支援サービスを活用することで解決できるかもしれません。
WEEVAでは無料相談ができますので、資金面で不安を感じている方はぜひご相談ください。

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企業の新規事業立ち上げの成功事例3選

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これまで新規事業立ち上げ成功のためのポイントを紹介してきました。
では実際に新規事業の成功例を見ていきたいと思います。

・ホンダの「ホンダジェット」
ホンダジェットはホンダが開発した小型ビジネスジェット機です。
2017年から3年連続で出荷数1位を達成し、2019年上半期には納入機数が世界最多となりました。

胴体のスペースを最大限活用し、騒音と振動を軽減した走行により快適な空間を実現しています。また、速度の速さと走行距離の長さも特徴として挙げられます。

ホンダ独自の技術で従来のビジネスジェット機の問題点を大幅に改善し、見事新規事業として成功を収めました。独自技術を駆使することで他では真似できない商品を作り上げ、市場内の自社需要の高さを確立したことが大きなポイントです。

ホンダが新規事業の立ち上げを成功させることができたのは市場のニーズを的確に捉え、経営資産をうまく活用できたためだと考えられます。

・三井物産の「ボイスタート」
ボイスタートは2017年に開始された三井物産の社内起業制度の第一号案件であり、株式会社チェンジとの連携により設立された会社です。

一人暮らしの多いシニア世代は孤独を感じることも多く、どうにかそうした問題を解決できないかと考え新しい事業の立ち上げに至りました。

ボイスタートが着目したのはAIスピーカーのアプリケーションです。
ほとんどが若者向けのサービスですが、発想を転換することで問題を解決できるシニア向けのアプリケーション開発をしました。

具体的には、シニア世代に音声AIスピーカーを利用した音声サービスを提供することで地域コミュニティや家族とのつながりをサポートするものとなっています。

顧客の範囲をシニア世代に設定し、その市場におけるニーズを叶えたサービスを提供することで成功した新規事業といえます。

・日本郵便×Yper株式会社の「OKIPPA」
日本郵便では不在時に備え宅配ボックスやコンビニでも宅配便を受け取れるサービスを行っています。しかし宅配ボックスがないところもあり、わざわざコンビニに行かなければない手間から受取場所を自宅としている人も多いです。

そのため再配達率が高く、それを解決するために注目したのがYper株式会社が開発した置き配バック「OKIPPA」です。

「OKIPPA」は盗難防止のために玄関口に固定する部分に専用のロックが取り付けられており、内側には南京錠が付属されています。

「OKIPPA」を玄関ドアに設置しておくことで不在時でも荷物を受け取れるため再配達率も下がり、新しい受取方法として注目されています。

宅配サービスの需要増加に反して配送業界の人手不足が問題となっている現代で、非常に需要の高いサービスを提供したことが新規事業の成功につながったといえるでしょう。

タイトル「新規事業立ち上げの成功プロセスとは?成功例・成功ポイントを解説!まとめ

本記事では新規事業立ち上げの成功プロセス及びそのポイントや実際の成功例を紹介してきました。

少しでも新規事業の立ち上げ成功に近づくヒントを得られていれば幸いです。

しかし、本記事を読んでも、
「より詳しい部分が知りたい!」
「資金面でも不安があるし、直接相談したい!」
という方も多いと思います。

weevaでは無料相談を承っており、みなさまが抱える不明点を気軽に相談することができます。
資金調達サービスについて興味がある、検討しているという方もぜひweevaにお問い合わせください。

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